結婚式について

ご招待したお客様に対するマナー

 

 

感謝と、もてなしの心を第一に

 

 二人の結婚式を祝福するために、

忙しい中を集まってくださったので

すから、招待客には心から感謝の

気持ちを表します。二人がまるで

スター気取りの演出は、主客転倒

ですから慎みましょう。

 

 

 

媒酌人のあいさつの間、新郎新婦と

父母は、ともにあいさつする気持ちで

起立しています。媒酌人が着席をすす

めるのは間違いです。

 

 

主賓の祝辞のときも、一度起立してお

じぎをします。主賓から「どうぞおかけ

ください」とすすめられたら、軽く会釈し

て着席するのがエチケットです。くれぐ

れも言われる前に着席しないように。

 

 

 

ウェディングケーキ入刀は、本来ヨー

ロッパの習慣で、もてなしの最後にデ

ザートを招待主の夫人が切り分けて

ふるまう習慣から起こった行為です。

 

 

 

招待客へのもてなしの心を象徴したも

のですから、心からもてなすつもりで入

刀しましょう。新婦がナイフを持ち、新

郎も手を添えます。

 

 

 

ひな壇の上では、料理はなかなか食べ

にくいかもしれません。けれども、新郎

新婦も招待客とともに飲食を楽しむの

が本来の招宴のあり方です。オードブル

など食べやすいものを選んでいただき

ましょう。食べにくいものはボーイに切っ

てもらうと良いでしょう。

 

 

 

キャンドルサービスは光の少ない北欧

のおもてなしのマナー。ウエディングケー

キ入刀と同じ意味なのです。最近は、

キャンドルサービスを行うのが当たり前

のようになっていますが、必ずしもケーキ

入刀と同じ行為を二度も繰り返す必要は

ないでしょう。

 

 

 

夜の披露宴には意味があるともいえます

が、キャンドルに点火するというより、招

待客の間を回ってひと言ずつお礼のあい

さつをすると考えたほうがいいのではない

でしょうか。

 

 

 

あのテーブルにもっとお酒を運んでほしい

とか、あの方に私からお酒を、といったこと

はボーイを呼んで頼みます。司会者に頼

みたいことがある場合もボーイに頼めば

いいのです。

 

 

 

また、スピーチや余興の折は、そのほうを

向いてよく聞きましょう。始めと終わりには

軽く一礼して拍手します。

 

 

 

披露宴の最後は、招待者が招待客に謝辞を

述べます。末席に新郎新婦と父母が並んで

立ち、あいさつします。招待状の差出人が親

なら、どちらかの親の一人が代表で述べ、本

人の名前で招待したのなら、新郎新婦が謝辞

を述べます。もっとも、親の名前で招待した場

合でも、本人二人がひと言お礼と今後の抱負

を述べると良いでしょう。

 

 

 

新郎新婦の謝辞の例

 

「新郎」

本日は、お忙しい中、私どものためにご臨席

たまわり、まことにありがとうございました。

皆さま方の数限りないお力添え、励ましのお

かげを持ちまして、私ども二人は、本日新しい

人生への第一歩を踏み出すことができました。

深くお礼申し上げます。これから二人力を合わ

せ、健康で幸せな家庭を築く所存でございま

すので、今後ともよろしくご指導、ご厚情をお

願い申しげます。

 

 

「新婦」

皆さま、本日はお忙しい中を起こしいただきま

してほんとうにあるがとうございまた。今日、こ

うして幸せの日を迎えることが出来ましたのも

皆さまの暖かな友情、ご支援にささえられての

ことと、心より感謝しております。ふつつかな私

どもではございますが、力を合わせて温かい家

庭を築いてまいりたいと思っております。

ありがとうございました。